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「しなやかさんのナナメンターⓇ」プログラムの3回目を7月下旬に東京・大手町の読売新聞で開催しました。昭和女子大学人間社会学部現代教養学科・見山謙一郎教授の協力で、3~4年の女子学生の特別参加が実現。受講生と女子学生が、日本におけるジェンダーの問題について意見交換を行いました。
まず、女性問題に関する読売新聞の連載記事を読み、起業における女性の少なさ、高齢単身女性の貧困、政治おける女性参画など5つの課題について意見交換しました。さらに、それらの課題の解決方法についても議論しました。
ちょうど参院選直前だったこともあり、女性の政治参画について話し合った際には、18歳で成人になった女子学生たちから高校の授業で選挙や政治について学んだという話が出て、30~40代の受講生たちは「私たち世代は政治について友達と話すのはタブーみたいなところがあったけれど、学校や家庭で政治や選挙について話す機会があるなんて」と世代間のギャップに驚いていました。
起業についての意見交換では、女子学生が受けているキャリア教育に話が及び、受講生たちは「自分のキャリアについて大学時代に考えたことなんてなかった」と、時代の変化をかみしめました。
それぞれが育ってきた社会状況や教育内容などの「違い」を知ることは、互いの考えを深めるために大切なことです。受講生、女子学生がフラットに語り合ったことで、双方にとって気づきの多い議論の場になったようです。今後もこうした交流を続けていきたいと思います。